損切りと利確がエントリーの精度を高める

手法

 

出口の重要性

 

トレードは売るか買うか様子を見るかの3択です。そして売るか買うかの選択をした時、セットで必ずついてくるのが、出口=利確か逃げか損切りです。

 

FXを考える時、私もそうでしたが、まず考えるのは入り口=エントリーなんですよね。どこでエントリーしたら勝てるか?インジケーターがどうなったらエントリーするとか。よく言われる手法探しもエントリーにフォーカスされた物が多いですよね。でも実際トレードしてもがいた結果、この入り口の精度を上げるには出口の精度を上げる事が、結果的に入り口の精度を上げる事に気づきました。

 

なぜ出口の精度を上げるとエントリーの精度が上がるか?負けトレードの大半は、焦り・不安・期待・恐怖などが判断を間違わせて負ける事が大半です。なぜそんな感情が出てくるか?出口が明確でないからです。出口を明確にする事で、リスクリワードが明確になり、そんな感情を軽減し冷静な判断力に繋がります。

 

 

損切りの根拠が入り口の精度を上げる

 

私がよく失敗してたトレードは、焦りと抜け期待。これが大半でした。おそらくトレードしている方大半が、この負けトレード体験はされていて、私と同じようにわかっていても改善できない方も多くいると思います。そんな方はぜひ出口を意識して見て下さい。

 

例えば最近のドル円の黄色線の下降波の所。私は買い目線でした。結果は売りが勝って107円まで下降しましたが、この間負けたかと言えば負けてないしむしろ売って勝ってます。例えば緑の押し目候補。ここでも押し目買いを狙ってたわけですが、崩れたので〇でショートしました。なぜ買い目線なのに、こんな事ができるかと言うと、押し目買いの根拠が崩れたら、次の赤線の押し目候補までは売りが一時的に支配する事が多い事を経験上わかっているからです。

 

この根拠が崩れたら、どうなるかある程度イメージできる事が凄く大事です。これがわかる事で、逆にどうなったら買えるかが見えてくるし、どこを割ったら損切りになるかわかる事で、リスクが限定されます。リスクが限定されると負けてもいくらかわかりますよね。リスクをわかってエントリーする事で、不安や焦りは軽減されます。

 

今回の押し目買いなら、安値が切り上がって来てたので下から買うのは良いと思います。ただその安値のキリ上りが崩された時点で買いの優位は消え、〇のもみ合いを抜けたら売りの勝利確定ですよね。なぜここでもみ合いができたか?買いの最後の抵抗ですよね。1番底の安値が抜けたら押し目崩れ確定なので。私が矢印で買ったとしたら、この底が5分足で抜けた時点で損切りしますが、1番底の安値抜け確定で損切りでも良いと思います。そしてもみ合い抜けで、同じように押し目買いで買ってた人の損切りを狙ってショートします。

 

これは出来上がったチャートだから言える事ではないです。直近の安値が抜かれたら安値の切り上げという優位性がなくなり、1番底の安値が崩れたら押し目が崩れる事は、シナリオを立てる時点でイメージできる事です。1番底の安値崩れ=押し目買いの根拠が完全に崩れる所ですよね。そして押し目が崩れたら次のサポート帯まで下がる事も過去チャートをみればイメージできます。FXはサポートされたら次のレジスタンスを目指し、サポートが崩れたら次のサポートを目指す。その繰り返しを永遠に繰り返してるだけですから。

 

この押し目崩れのイメージがあるとラインタッチで安易に買うとか減りますよね。その結果エントリーの精度を高めて、無駄な負けを減らし勝率を高めてくれます。ぜひ損切り後の値動きを考えて見て下さい。根拠が崩れたら流れが変わる所か考えて見て下さい。流れが変わるイメージが出来ないなら、そこはエントリーする所ではない可能性が高いです。

 

 

利確の積み重ねがスキルになる

 

FXの中で利確の練習って後回しになる事が多いです。私も後回しは良いと思うのですが、後回しにする事で重要でないと刷り込みがあるんですよね。利確はFXの勉強の中で順番が後なだけで重要度は高いです。

 

トレードは波のイメージが出来ないと再現できません。波のイメージ=波の始まりと終わりがイメージできる事です。波の始まりがエントリーで、波の終わり=利確ですよね。なのでエントリーと利確がセットで=勝てるトレード=再現性になる訳です。

 

この再現性のあるセットを繰り返す事で、自分のルールや手法が出来上がります。利確がイメージできる事で、損切りとのリスクリワードが明確になり、無駄なエントリーが減ります。リスクリワードの良いトレードの成功体験を積み重ねる事で、エントリーに対する不安や恐怖は軽減します。今回のトレードが損切りになっても、すぐ取り返せる自信が出るためです。

 

なのでイメージした利確まで伸ばす練習は必須だと思っています。もちろんお金を儲ける事が目的なので、利益が出たら利確するのはありですが、学びや小ロットでの練習の段階では特にイメージした利確を意識して伸ばす事は重要です。それが継続して利益を出す自分の手法に繋がります。

 

ではどうやって利を伸ばすか?

 

むやみに引っ張って利益がなくなったり、逆に損切りになったりした経験ありますよね。私の場合は斜めラインやMAを使ってます。後ここは反発あるかもなって思う所ではダブルボトムやピンバーとか強い反発で逃げたりもしますが、逃げの技術は後回しでいいかなって思います。まずは利を伸ばす練習。成功体験が大事です。

 

例えば先程の押し目崩れなら、こんな斜め線が引けますよね。これを上抜くか目標到達までは利確しないとか決めると良いと思います。こうすると斜め線抜けてから逃げても微益は残りますよね。意識されてるMAがあれば、それを上抜くまで利を伸ばせば良いですよね。

 

利確の目標の目安として使いやすいのが、N値やE値ですかね。このN値やE値にレジサポを重ねて、利確目標を決めてます。N値やE値はこんな感じで、NとEの前後が同じぐらいの値幅になりやすいです。おもしろいぐらい同じぐらいの値幅なのでぜひ自身のチャートで確認して見て下さい。これはおそらくトレードしてる方がこのN値やE値を意識してる方が多い証拠ですよね。

 

後はチャネルラインですね。私はトレンドラインってあまりトレードの根拠にはしないんですが、(自分の引いたラインに自信がないので)チャネルラインを目安に利確はよくします。エントリーはシビアに見るけど利確はある程度で十分かなって、欲張るより手堅くが利確の極意かなって気がします。チャネルラインは以前記事に書いてるのでよかったら☟

 

便利な道具1~ナナメライン~
斜めラインの使い方 今日は斜めラインについて書いて見ます。私は結構斜めラインを使っています。本当に便利な道具です。ただ注意したいのは、水平線と違って斜めラインは各個人で引き方が違う事があるという事です。 これは凄く重要な事実...

 

まとめ

 

よく出口戦略って言葉を耳にします。これは戦争で撤退する時に被害を最小限に撤退できるよう戦略を練る事です。現代では経営や経済でも使われています。FXでいえば損切りですよね。損切りのリスクをできるだけ最小限にできるように戦略を練りましょうって事です。

 

ただこれは損切り幅を小さくすれば良いという話ではありません。根拠もなく損切りだけ小さくしても損切りになる可能性が高く、小さい損切りを積み重ねて結果的に多くの損失を抱える事になる事が多いです。

 

では理想的な出口戦略は?根拠のある損切り=流れが変わる所。と利確のイメージのセットだと思います。利確とのリスリワードが明確にできる事で、根拠ある損切りが許容範囲かが明確になり、利確に対しての必要最小限の損切りのリスクを受け入れてしっかり実行する事ができます。これをする事で、無駄なエントリーを減らし被害を最小限にする事が良い出口戦略と思います。

 

だいぶ相場観がついて波のイメージも出来てきてるけど結果が出ないという方は、ぜひ出口にフォーカスしてやって見て下さい。今までと違う気づきがあると思います。

 

では今日はこの辺で。今日もありがとうございます。
アイキャッチ画像=PAKUTAS様
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